クランクイン!
 1990年の初演以来、7年ごとに進化を遂げ、演劇界にその名を刻んできた『髑髏城の七人』。壮大なチャンバラアクションで観客を熱狂させてきた伝説の舞台が、ついに劇団☆新感線での最後の上演を迎える。主人公・捨之介として、個性あふれるキャラクターたちの中心に立つのは、過去に3度シリーズに参加し、“ミスター髑髏城”とも呼ばれる早乙女太一。捨之介と深い因縁を持ち、カリスマ性と狂気をたたえた天魔王には、弟の早乙女友貴が抜てきされた。兄弟として、そして表現者として、ともに歩んできた2人。劇団☆新感線への憧れや、磨き上げてきた殺陣、互いに感じる変化まで、最後の“髑髏城”に挑む思いを語った。
◆憧れの舞台、その最後の上演へ
――本作は、織田信長亡き後の戦国時代を舞台に、それぞれの思惑が交錯し、複雑に絡み合う因縁を描く、壮大なチャンバラ・アクション時代劇。劇団☆新感線として最後の上演となる『髑髏城の七人』で、捨之介と天魔王を任された感想から教えてください。
太一:まず、とてもうれしかったです。2004年の『髑髏城の七人〈アオドクロ〉』で初めて新感線を観て、その時から『髑髏城の七人』という作品もそうだし、(当時、捨之介/天魔王を演じた松本)幸四郎(当時・市川染五郎)さんも、僕にとってヒーローのような存在です。そこから新感線の舞台をもっと観たいと思い、古田新太さんをはじめ、新感線に僕の中のヒーローがたくさんできました。そうした方たちが担ってきた役割を、自分が担えることへの喜びと感謝があります。そして自分たちがもらった夢や感動を、次の人たちにも届けられるようにできたらいいなと思っています。
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