生誕140年を迎える谷崎潤一郎の「秘密」を原案にした映画『或る女たらしの死』が、池袋シネマ・ロサ(東京)にて12月4日より公開されることが決定。併せて、ポスタービジュアル、本予告、場面カットが解禁された。 耽美と官能の作家として知られる文豪・谷崎潤一郎が今年生誕140年を迎えることを記念して、「TANIZAKIReimagined」シリーズと題し、5月に『JOTARO』(原案「饒太郎」)、『お艶殺し』(原案「お艶殺し」)の2作品が公開。このたび、前2作品に続き、同シリーズより『或る女たらしの死』が公開される。
原作「秘密」は、1911年に発表された谷崎潤一郎初期の短編小説。女装という“もうひとつの人格”を手に入れた主人公が、一人の女性との出会いを通じて、秘密に彩られた不可思議な関係へと引き込まれていき、自分自身の内面に潜む欲望に気付く物語だ。
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本作を手掛けたのは2016年に短編映画『WALK IN THE ROOM』が第26回TAMA CINEMA FORUM「TAMA NEW WAVE」コンペティション部門に入選し注目を集め、前作『LONESOME VACATION』(2023)が第24回ニッポン・コネクション日本映画祭ニッポン・ヴィジョンズ審査員賞を受賞した俊英・下社敦郎が監督・脚本を担当した。
本予告は、本作の主人公・小説家の度会瑞樹(宮田佳典)が、大学生の時に電撃的刺激が身体中を巡る出会いがあったと語るナレーションから始まる。内縁の妻・南(小原徳子)と別居し、心に空虚さを感じる度会。そんな度会の前に現れたユリ(溝口奈菜)の浴衣姿をきっかけに、女装という“遊戯”に没入していく。
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そこに現れたのは、かつて旅先で出会い、身体中を電撃的刺激が駆け巡り、人生を変えた謎の女・つぐみ(西尾茉侑)。古びた映画館での再会をきっかけに、度会はつぐみとの秘密の関係へと足を踏み入れる。幻想と現実が交錯するなか、次第にその人生が狂っていく――。度会が追い求めていたものの正体とは…再生と変容の物語だ。
主人公・度会瑞樹を演じるのは、ドラマ『赤灯えれじい』で小田裕之役を務め、NHK連続テレビ小説『まんぷく』や映画『悪は存在しない』『SUPER HAPPY FOREVER』『白昼夢』などに出演する宮田佳典。
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度会を狂わせていく謎の女・つぐみ役には映画『消せない記憶』の西尾茉侑、内縁の妻・佐野南役には映画『卍』や11月13日公開の『刺青』に出演する小原徳子。さらに、映画『万引き家族』『シーシュポスたちのまなざし』の溝口奈菜、『LONESOME VACATION』『つゆのあとさき』の松嵜翔平、『怪物』『舟を編む』の森岡龍、『EUREKA ユリイカ』『蒲団』の斉藤陽一郎ら、個性豊かな俳優陣が脇を固める。
本ポスターは、女装した度会が、後ろからつぐみに赤い布で目隠しをされ、二人の秘密の関係を象徴するかのようなビジュアルになっている。
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また、公開初日の翌日12月5日に池袋シネマ・ロサにてメインキャストが登壇する公開記念舞台あいさつを実施。順次公式SNSなどにて案内予定。
映画『或る女たらしの死』は、池袋シネマ・ロサ(東京)にて12月4日公開。
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