井桁弘恵、村川絵梨らが出演し、バレエ漫画の金字塔を舞台化する『SWAN ―Ballet cross Reading―』が開幕。井桁ら出演キャストからコメントが到着した。 本作は、シリーズ累計発行部数2200万部の大ベストセラーを誇る有吉京子のバレエ漫画『SWAN-白鳥-』を初の舞台化。バレエダンサーのダンスと役者のリーディングで描く話題作だ。
4日に開幕を迎え、井桁をはじめキャスト陣から意気込みコメントが到着した。
◆小林香(脚本・演出)
『SWAN』では、演出家として、バレエとリーディングをどのように結び、身体と言葉をひとつの物語として立ち上げるかを、何より大切にしてきました。試行錯誤を重ねた末に、それぞれの魅力が響き合う、新しい舞台表現のかたちにたどり着けたと感じています。俳優とバレエダンサー、そしてクリエイティブが領域を越えて互いの表現に心を寄せ、真摯に作品と向き合ってくれたからこそ生まれた舞台です。この素晴らしい出会いを心から誇りに思います。ぜひ劇場で見届けていただけたら幸いです。
続きを読む
◆福田圭吾(バレエ監修・振付)
「リーディングとバレエ」と聞き、最初はどこか簡単に捉えていました。しかし演出の香さんの妥協なき追求により「どんな想いで舞台に立っているのか」と問い直す毎日は、ダンサー一同この一ヶ月はとても刺激的な日々でした。全員で役の心情を深掘りし挑んだ結果、これまでにない新しいエンターテインメントが誕生したと確信しています。色々な思いが交差するこの密度の濃い舞台を、ぜひ一人でも多くの方にご覧いただけたら嬉しいです。
◆井桁弘恵
ご来場いただき、誠にありがとうございます。まずは無事にこの日を迎えられたことに、ホッとした気持ちと、感謝の気持ちでいっぱいです。
この作品に携わるキャスト・スタッフ全員が、それぞれに思いを抱いて今日まで走り続けてきました。
続きを読む
「バレエとリーディング」をどう融合させ、どのように観客の皆様へ伝えていくのか。試行錯誤を繰り返す毎日でしたが、演出の小林香さんを中心に、バレエチームとリーディングチームが1つになり、作品を紡ぎ上げていく時間は、とても刺激的でした。
またバレリーナの皆様の圧倒的な踊りを間近で感じながら声を重ね、共に演技をするという経験は新鮮で学びが多かったです。
バレエに情熱を注ぎ、まっすぐに愛し、挑み続ける人達の熱いエネルギーが、この作品には詰まっています。そんなパワーをたくさんの方に劇場で受け取っていただけたら嬉しいです。
◆村川絵梨
稽古が始まるまで、バレエと朗読がどう絡み合っていくのか想像がつかずワクワクしていました。
続きを読む
ひとつの役を、バレエチーム役者チームで少しずつ積み上げる稽古を演出の香さんがして下さり、今まで見たことない融合になっていると思います。バレエの表現の美しさに台詞がのった瞬間、何度も泣きそうになったり泣いちゃったり、なんだか感受性豊かになっていた稽古期間でした。いよいよ初日。初めて舞台化される「SWAN」初演でもあります。楽しみです!劇場でお待ちしています!
◆東啓介
『SWAN』間もなく開幕します!稽古を重ねる中で、朗読とバレエ、それぞれの表現が重なり合うことで生まれる、この作品ならではの全く新しい朗読劇の形が出来上がっていったように感じています。素晴らしいバレエダンサーの皆様の圧倒的な身体表現と、僕たちリーディングキャストの言葉や声、芝居が交わることで、皆様にどんな世界をお届けできるのか、今からとても楽しみにしています。
続きを読む
そして、バレエダンサーの皆様は日によってチームが変わります。同じ作品でありながら、組み合わせによって生まれる空気感や表現の違いも、この『SWAN』の大きな魅力の一つだと思います。ぜひ、それぞれのチームが作り出す世界の違いも楽しんでいただけたら嬉しいです。僕自身も、チームによっての違いを楽しみにしています。
劇場でしか感じられない、言葉と身体表現が生み出す熱量を、ぜひ直接受け取っていただきたいです。間もなく皆様にお届けできることを楽しみにしています。 ぜひ劇場に足をお運びください!
◆西野遼
毎日稽古場で、バレエダンサーの方の踊りに見惚れると同時に、僕も頑張らなきゃ!とエネルギーを頂いていました。
続きを読む
こんなにもプロフェッショナルでクリエイティブな作品に参加できたことを嬉しく思います。
自分が自分らしくあるために。それぞれがバレエに対して真摯であり本気であり。気持ちの良い、魅力的なキャラクターばかりです。
劇場でお待ちしております!
◆福士誠治
balletと readingという形で新たな表現の場に参加できることに感謝しております。表現の世界に足を踏み入れて割と長くなりますが、今回初めて「バレエ」という世界に触れています。恥ずかしながら触れてこなかった世界ですが、人の身体はこんなにも美しいものなのかと感激、感動している毎日。スタッフとキャストが全員で新しいことにチャレンジをしているという気持ちで丁寧にお稽古が出来る、とてもとても素敵な現場です。演らせていただく、アレクセイ・セルゲイエフという人物もバレエを愛しバレエに生きる人。畑は違えど、同じ表現者として共感できることもたくさんあります。バレエダンサーと俳優陣のふたりひと役。ふたりで物語を紡ぎ、生き続けていきたいと思います。この新しい表現の世界にみなさんも是非足を踏み入れてくだされば幸いです。劇場でお待ちしております。
◆倉永美沙
続きを読む
この舞台でのSWANは、自分自身の人生のフェーズで真澄であった時もあり、小夜子であった時期もあり、色々重なって共感できるシーンが沢山でまるで、自分の人生を振り返っているようで毎回の通し稽古を見ていて泣いてしまいます。きっと観客の皆さんの人生での、頑張ってきた事、辛かった事、乗り越えられたり、そうできなかった悔しい事、人生での喜び。など共感できる場面が沢山あると思います。朗読の言葉の力と俳優さん達のパワフルなお芝居、漫画SWANの美しい描写をバレエの身体表現するダンサー達の踊りが混ざり贅沢な舞台。是非ハンカチを忘れずに劇場にお越しください。
◆佐久間奈緒
ついに『SWANーBallet cross Readingー』が開幕されます。
続きを読む
今回レジェンドバレエダンサーの役で携わらせて頂いていますが、通し稽古を見るたびに感動の涙の量が増えていっている気がします。最初はどのようにリーディングの方とバレエが組み合わされていくのか想像もつきませんでしたが、本当に上手い具合にブレンドされていて今までバレエをご覧になられたことのない方達にこういうセリフはこう踊りで表現するんだ~と分かりやすくなっていてバレエに親しみのある方もない方も楽しめる舞台です。私個人的には実は瀕死の白鳥を踊るのが初めてでして、この舞台で踊る機会を頂き嬉しく思っておりますし、今の自分が表現出来る私なりの瀕死の白鳥を精一杯お届けしようと思っています。
◆中村祥子
続きを読む
若い頃に読んで、たくさんの勇気をもらった「SWAN」。この作品がどのように舞台化されるのか、ダンサーと俳優の皆さんがどのような関係性を築いていくのか、最初は想像もつきませんでした。けれど、リハーサルを重ねるごとに、まるで漫画の世界に入り込んだような空間が生まれてきました。ダンサーたちにとっても、それぞれの役に寄り添い、動きや表現を役に近づけていくことには難しさがあったと思います。それでも、リーディングの皆さんから受け取る表現や言葉の深さ、情熱に触れることで、どんどん変化していく姿を感じることができました。私自身も役を大切にしながら、自分自身の経験を生かした表現を追求していきたいと思います。出演者全員で創り上げる「SWAN」の世界を、ぜひ楽しんでください。
『SWAN ―Ballet cross Reading―』は、9月9日まで東京・新国立劇場 中劇場にて上演。
記事一覧に戻る