AKB48メンバーだった花田藍衣(めい)について23日、グループを運営する株式会社DHが、同日付で専属契約を解除することをAKB48公式サイトで発表した。同日、花田は自身のXを更新し、坊主姿で現在の心境を語った。 契約解除の理由について事務所側は、花田が特定のファンと複数回にわたって会っていたと説明し、これがグループの禁止事項に抵触していたと指摘。本人と今後に向けた話し合いを求めるも拒絶されたといい、契約解除に至ったとした。花田は5月1日に体調不良を理由に活動を休止することをグループの同サイトなどで発表していた。
なお、文中にある「本人は運営に髪型を坊主にさせられたと言ってきておりますが、当たり前ですが、担当に確認したところ、『そのようなことを指示することは絶対にありません。』とのことでした」との文言が、契約解除のニュースとともに一部SNSで話題になっていた。
そんな中、同日夜に花田が自身のXを約1週間ぶりに更新し、9分8秒におよぶ動画を公開した。短髪にマスク姿で動画に登場した花田は、書面にある文章を読み上げる形で、ときおり声をつまらせながら声明を発表した。
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花田は発端となったファンとの偶発的な交流について「自覚に欠ける軽率な行動だったと思います」と謝罪した一方で、運営側から「『もしAKB48を続けたいなら坊主にして誠意を見せろ』というようなことを言われました」と明かし、「このままではAKB48の活動が続けられない」「坊主にしないと辞めさせられる」という恐れから坊主になることを決断した、と説明した。
ただその後、花田は「何か不祥事があったときに坊主にするよう選択肢を与えるのは間違っていると思うように」なり、活動休止中に弁護士を通じて運営側に今回起きた件についてコミュニケーションを取ろうとしたが、対面での面会を要求されたほか、坊主にするように指示したことは否定され、また、坊主にした件について運営側からは謝罪や心配の言葉もかけてもらえなかった、としている。
動画後半では、その後も紆余曲折を経て、今回の動画での発表になった経緯を説明している。最後に花田は「言われたとおり坊主にしたのに『坊主にしろとは言ってない』と冷たくあしらわれ、本当に悲しかったです」と胸の内を明かすとともに、「私はもう、みなさんにお会いできることはないかもしれませんが、私との思い出を思い出して、そして忘れずにいてくださったらうれしいです」と、ファンに希望を語り、動画を締めくくっている。
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引用:「花田藍衣」X(@mei_hanada)
「DH」によるコメント全文
平素より格別のご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
このたび弊社は、AKB48のメンバーとして活動してまいりました花田藍衣との専属契約を、本日2026年6月23日をもって解除いたしましたことをご報告申し上げます。
これまでの経緯につきましてもあわせてご説明申し上げます。
本人は2025年12月頃より体調不良を理由とする遅刻を繰り返しており、弊社といたしましては本人の体調を最優先に考え、その原因を特定し適切な治療に専念できるよう、活動を休止する措置をとってまいりました。
さきにご案内いたしました活動休止は、こうした経緯によるものです。
その過程において、特定のファンとの繋がりが発覚し、それに対して、本人は偶然2度だけ会ったと説明していますが、関係各位のヒアリングによれば、当該特定のファンには複数回会っていることが判明しました。
特定のファンとの繋がりは、メンバーの安全性、メンバー間の公平性、ファンからの信頼性を損ねる行為であり、AKB48では禁止している事項です。
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それにもかかわらず、本人からのAKB48の復帰への要望を尊重し、具体的な復帰に向け話し合いを幾度となく求めて参りましたが、本人には話し合いを拒絶されました。
本人は運営に髪型を坊主にさせられたと言ってきておりますが、当たり前ですが、担当に確認したところ、「そのようなことを指示することは絶対にありません。」とのことでした。
また、本人は、自分の悪口を言っているメンバーの処分及び出禁となった当該特定ファンの出禁解除を要望していますが、これらの事項は運営の裁量の範囲内にある事項として直ちに応じることのできないため、合意に至りませんでした。
さらに、本人と直接の意思疎通を図ることも拒絶されており、本人の代理人弁護士である唐澤貴洋弁護士からは、「本人から『話し合いはお断りさせてください』」というお話を最終的にいただきました。
これらの事情を総合的に勘案した結果、AKB48として初めてとなりますが、契約解除はやむを得ないとの結論に至りました。
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ファンの皆様、関係各位に多大なるご心配とご迷惑をおかけしますことを、深くお詫び申し上げます。
弊社といたしましては、本件を厳粛に受け止め、所属タレントの指導・管理体制を改めて見直し、再発防止の徹底に努めてまいります。
今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
株式会社DH
AKB48契約解除の花田藍衣、配信でのコメント全文
みなさんこんばんは。花田藍衣です。まず、私の活動休止についてたくさんご心配をおかけして申し訳ありません。今日は、今回私の身に起きたこと、活動休止の経緯について、私の口からお話したいと思います。
先ほど運営さんから発表があったとおり私はAKB48として活動中だったにも関わらず、特定のファンの方と私的に会った際に路上で手をつないでしまいました。アイドルとして自覚に欠ける軽率な行動だったと思います。本当に申し訳ありません。こういうことが起きてしまった理由の一つにWeverse(“推し活”に特化したコミュニケーションアプリ)で自分の居場所を匂わせるような投稿を何度かしてしまっていて、たくさんのファンの方が自分を探している鬼ごっこのような状況に浮かれてしまっていたことがあります。そのことについても反省しています。
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後日、運営の方からその時に偶然なのか、仕組まれていたのかは分からないんですが、手をつないで歩いているところを写真に撮られていて、その写真が運営さんに持ち込まれたということを聞かされました。
そのことについてどうするか話し合いをしたいと言われ、私は運営の方と話し合いをしました。その中で「このファンと付き合ってるだろ」というようなことを言われたり、性的な質問をされ、否定しても信じてもらえませんでした。そして、過去に峯岸みなみさんが坊主にしたお話をされ、「もしAKB48を続けたいなら坊主にして誠意を見せろ」というようなことを言われました。すぐに決断できなかった私は坊主に関しての返事はないまま3週間の活動休止を申し出ました。実際、体調が悪かった私が休養していると、活動休止は無期限になったと伝えられました
ほかにも「このままではAKB48の活動が続けられない」「坊主にしないと辞めさせられる」と感じる出来事があり、ずっと大切にしてきた髪の毛を本当につらかったのですが、どうしてもAKBでの活動を続けたかった私は坊主をする決断をしました。本当に坊主になっています。
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今回、まず私が軽率な行動をしてしまったことは本当に反省しています。申し訳ありません。
でも、気持ちを落ち着けて考えていくうちにAKB48で何か不祥事があったときに坊主にするよう選択肢を与えるのは間違っていると思うようになりました。私に対してどんどん冷たい対応に変わっていく運営の方々に坊主にしてからの気持ちや願いを伝えたい一心で弁護士さんを通じて連絡をしました。
言われた通り坊主にしたことについて、運営の方に伝えた際の回答を読みます。「〇〇氏(編集部注・運営スタッフ)から花田氏に対して、頭髪を剃ることを要求した事実はありません。〇〇氏は過去にも反省の意を示したメンバーがいたという話をした上で『今、自分から謝らなければいけないことがあるのであれば謝った方がいい。復帰したときにサポートしてくれる人を今のうちに一人でも多く作れるよう誠意を見せた方が良いのではないか』という趣旨の言葉を伝えたものです。頭髪をそる、坊主にするという具体的な要求は一切しておりません」でした。
実際はもっと強い口調で何時間も追い詰められましたし、坊主というワードもたくさん聞きました。それから坊主にしたことに対して心配や謝罪の言葉を正式にいただいたことは一度もありません。ほかにも誰にも言わない約束の話を広められたり運営の方を信じられなくなっていた私は、その後も何度も文面でやり取りをしようと自分の言いたいことは文章にして弁護士を通じて運営の方に連絡をしました。しかし、返ってくるのは「とりあえず会って話そう」「坊主にしろとは言ってない」「活動を休止したのは体調面が不安だから」だけでした。
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毎日、自分の坊主姿を見て本当につらくなりましたし、運営さんから返事が来ない不安で外にも出られず死にたいと思う日々が続きました。そんなある日、自分の気持ちに限界が来たことに気づき、次の運営の方からの返事が期待した内容じゃなかったら自分の身に起きたことを皆さんに説明して自分の口から謝ろうと思いました。結果は同じような内容で「1回会って話そう」という連絡が来ただけでした。それが先週の6月23日に「配信をします」とツイート(編集部注・投稿)した日のことです。あのツイートをしてからいろんな方から連絡が来て、もし、私が坊主になったことを公表したら契約解除や損害賠償を請求されるかもしれないなどたくさん怖いことを言われました。
周りの方にもたくさん止められました。尊敬する向井地美音(4月にグループ卒業)さんともお話しして「運営はひどすぎるけど、めいめい(編集部注・花田)が犠牲になることはないよ」と何度も心配の言葉をいただきました。もちろん、私自身が一番、この坊主で表に出ることが一番怖かったです。ですが、AKBでもう二度と坊主にするしかないんだと追い詰められて坊主にする子を出してほしくないし、私の今の素直な気持ちをみなさんに伝えたいと思い、私がどんな目に遭おうとしても起きたことをありのまま配信することに決めました。
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この約2年間大好きなメンバーと大切なファンの皆さんと活動を続けてきて、毎日刺激的で夢だったアイドルになれて毎日が楽しくて幸せでした。そのことを喜んでくれる大切な友達も大切な家族もいて本当に幸せでした。加入前、とりあえず私はアイドルになりたいと言っていたのですが、今ではAKB48以外では活動したくないと思うほどAKB48が大好きですし、まだここで頑張っていきたかったというのが今の率直な気持ちです。7月11、12日の昇格コンサートにも本当は出たかったですし、19期生の5人でステージに立ちたかったです。劇場公演や握手会も大好きでしたし、秋のコンサートにも出演したかったです。
だからこそ言われたとおり坊主にしたのに「坊主にしろとは言ってない」と冷たくあしらわれ、本当に悲しかったです。今日まで私の復帰を待っていてくださったファンの皆さん、本当にごめんなさい。私はもう、みなさんにお会いできることはないかもしれませんが、私との思い出を思い出して、そして忘れずにいてくださったらうれしいです。ここまで最後まで見て聞いてくださりありがとうございました。
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