黒川想矢とキム・ジアンがダブル主演を務める映画『3ミリの恋』が、11月6日より劇場公開されることが決定。あわせて、ティザービジュアルと全辰隆監督・キャスト陣のコメントも到着した。 本作は、日本と韓国の高校生を主人公に、両国の関係に言及しながらも、歴史や文化、国境を越えた若者たちの瑞々しい青春物語。
主演には、『怪物』『国宝』など話題作に次々と出演し、存在感を増し続ける若手俳優・黒川想矢。また、韓国で動員1000万人超えを達成し2024年のNo.1ヒット作となったホラー映画『破墓/パミョ』で注目を集めたキム・ジアンがヒロイン役としてW主演を務める。
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監督を務めるのは、在日韓国人3世の全辰隆(チョン・ジニュン)。日本と韓国の歴史的背景を抱える男女を描いた短編『ミヌとりえ』で山形国際ムービーフェスティバル2022グランプリ、東京インディペンデント映画祭2022準グランプリなど国内外で高い評価を獲得。続く短編『国道7号線』でも、第46回青龍映画賞最優秀短編映画賞ノミネート、第42回釜山国際短編映画祭観客賞受賞、第47回クレルモンフェラン国際短編映画祭Short Film Market Picks選出を果たし、国際的な注目を集めてきた。本作は、そんな全監督にとって初の長編作品であり、商業映画デビュー作となる。
佐賀県唐津市で、釣りに明け暮れながら高校生活を送るタツヒコ(黒川)。夏休み目前のある日、彼のクラスに釜山からの留学生ユンスル(キム)がやってくる。
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ユンスルはなぜ、留学先に唐津を選んだのか。ユンスルと過ごす時間の中で、その理由が少しずつ明らかになり、2人は距離を縮めていく。しかし、タツヒコの何気ない言葉がユンスルを傷つけ、翌日、彼女は突然韓国へ帰ってしまう。
そんな中、歴史の教科書に載っていた日本と韓国の地図を見つけたタツヒコは、唐津と釜山の距離を定規で測ってみる。それは、たった“3ミリ”だった。そしてタツヒコは、ある決断を下すことに――。
本作は、2025年7月から8月にかけて、佐賀県唐津市と韓国・釜山でロケを実施し、日本から釜山までフェリーに乗りながらの撮影も敢行した。音楽、撮影、照明、録音など多くのメインスタッフには韓国人スタッフを起用し、日本人スタッフとともに、まさに日韓合作と呼べる作品づくりに挑んだ。
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今回解禁されたティザービジュアルは、韓国を代表するデザイン会社のひとつPROPAGANDAが手がけたもの。ビジュアルいっぱいに広がる棚田は、海岸から駆け上がる階段のように大小283枚の田んぼが連なる佐賀県唐津市の原風景で、“恋人の聖地”にも認定されたロマンチックなスポットだ。
棚田を望む高台の先、海の向こうにはユンスルが暮らす釜山の街が広がる。「あの日、世界が変わった」というコピーが添えられ、留学期間中のつかの間の交流がどのように育まれていくのか、観る者の想像をかき立てるビジュアルとなっている。
特報映像では、2人の出会いから少しずつ距離を縮めていく様子や、タツヒコがフェリーに乗って海を渡る姿が美しい映像で映し出される。軽やかでありながら情緒的な音楽とともに、2人に待ち受ける物語への期待が高まる内容だ。
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さらに、釜山での撮影の合間を捉えたメイキングオフショットも解禁。韓国の若者たちに人気の甘川文化村のカラフルな街並みを背景に、楽しげに微笑む2人の姿から、撮影現場の和やかな空気感が伝わってくる。
映画『3ミリの恋』は、11月6日公開。
※黒川想矢、キム・ジアン、全辰隆監督コメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■黒川想矢/タツヒコ役
あの夏、僕たちは忘れられない旅をした。
日本と韓国のあいだには海があり、そして悲しい歴史もある。
そのあいだにあるものは、時に僕たちを引き付け合ったり、また引き離したりもする。
撮影を通して、僕たちは映画の素晴らしさを感じながら、そのキョリについて想いを巡らせた。
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17歳の夏、忘れられない様々な想い。ぜひ見届けてほしい。
『3ミリの恋』、お楽しみに。
■キム・ジアン/ユンスル役
女優のキム・ジアンです。初めて脚本を手にした時、韓国の若者たちの姿に重なるユンスルの状況や感情に深く共感し、これまでお見せできなかった一面をお見せできると思い、出演を決意しました。普段から日本の作品に大きな関心を持っていただけに、日韓合作作品に参加できて大変感慨深いものがありました。また、素晴らしい俳優の皆さんと一緒に作品を作ることができ、とても嬉しく、さらに意義深い時間となりました。
撮影中はずっと、初めて挑戦することが多い作品でしたが、ユンスルにとってもすべてが初めてだったのだろう、私のようにこうして順応していったのだろうと思いながら、キャラクターに近づこうと努めました。映画が伝えるメッセージやキャラクターたちの感情を理解し、その流れに沿ってご覧いただければ、より一層楽しんでいただけると思います。私にとって大切な時間だっただけに、映画をご覧になる観客の皆様にとっても、大切な時間になれば幸いです。
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■監督:全辰隆(チョン・ジニュン)
釜山は私の祖母が住んでいた街です。初めて釜山を訪れたとき、街の活気に圧倒された思い出があります。そして釜山から海を渡った先にある街が佐賀県の唐津です。唐津の歴史や文化を知れば知るほど、韓国との距離の近さを感じました。そんな唐津と釜山を背景に映画を撮りたいという想いが、日韓の俳優・スタッフ、そして多くの方々のご協力のおかげで、『3ミリの恋』という映画になりました。
主演の黒川想矢さんとキム・ジアンさんの2人には感謝の気持ちでいっぱいです。この2人の努力と情熱のおかげで、タツヒコとユンスルというキャラクターに命が吹き込まれました。国境なんて簡単に飛び越えてしまう2人の純真で真っ直ぐな姿に、きっと皆さん勇気をもらえることでしょう。ちなみにタツヒコは太陽、ユンスルは海をイメージしながら映画を作りました。ユンスルという名前の韓国語の意味を知ってから観ると、映画をもっと楽しめるかもしれません。『3ミリの恋』、ぜひ劇場でご覧ください。
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■企画・プロデュース:小杉宝
3年前、とある映画祭で、ジニュン監督と出会いました。そこで上映されていた短編『ミヌとりえ』は、美しい映像の中で温かいストーリーが描かれていましたが、鑑賞後はなぜだか心にヒリヒリとした不思議な感覚を抱きました。いつかこの人と日韓を題材にした長編を作ってみたいと思い、昨年の夏にそれが実現し、ステキな合作映画が完成しました。撮影当時、黒川さんとジアンさんは、わずか15歳と16歳。初々しい2人の若者が、言葉や文化を超えてひたむきに演じる姿が、世代を超えて観る人の胸にきっと刺さるのではないかと思います。この年齢だからこそ生まれるリアリティあるお芝居を、ぜひスクリーンで観ていただけると幸いです。他にもまだまだ日韓の豪華なキャストが控えてますので、続報にご期待ください!
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