仲野太賀主演の大河ドラマ『豊臣兄弟!』(NHK総合/毎週日曜20時ほか)より、キャスト第9弾が発表された。小一郎の妻・慶の前夫の両親役に奥田瑛二と麻生祐未が決定し、西国の強敵・毛利勢や播磨の武将たちの顔ぶれも明らかになった。 本作は、天下人・豊臣秀吉の弟・豊臣秀長を主人公に据え、「秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」とも称される名補佐役の視点から、戦国時代をダイナミックに描く。
今回は、秀長の妻・慶の過去にかかわる重要人物と、織田家の西国への侵攻にともない豊臣兄弟の次なる壁となる毛利勢、播磨の武将たちが発表された。慶の亡夫の両親、堀池頼昌・絹を演じるのは奥田瑛二と麻生祐未。奥田は、娘の安藤サクラと「出演者」と「語り」という形で父子共演することになる。
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美濃・斎藤家に仕えていた頼昌。慶の父・安藤守就が織田方に寝返ったことで斎藤氏は敗北、堀池家も没落した。今は百姓として生計を立てている。
奥田は出演オファーを受けた際を振り返り、「安藤サクラが語りをやるのは知っていたのですが、私に出演依頼が来るとは思いもよらなかった! 妙に気合が入ったのですが、いかんいかん、と平常心を取り戻し、撮影に臨みました」と語った。
麻生が演じるのは、頼昌の妻・堀池絹(ほりいけ・きぬ)。堀池家が没落したことにともない、夫と共に近江と美濃の国境にある宝久寺村で、慣れない百姓暮らしを送る。
田中美央が演じるのは、毛利と織田の間で揺れる播磨の国衆・別所家一門衆である別所賀相(べっしょ・よしちか)。弟・重棟と共に、若くして家督を継いだ当主・長治の後見となる。長治は播磨平定にやってきた秀吉に従うが、賀相は納得がいっておらず…。
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忍成修吾が演じるのは、播磨の国衆・別所家一門衆である別所重棟(べっしょ・しげむね)。兄・賀相と2人で甥・長治の後見を務める。別所家のためには織田方につくべきと考え、長治には織田に恭順の意を示すべきだと促す。
山谷花純が演じるのは、信長に播磨平定を任された摂津・有岡城の城主、荒木村重の妻だし。“今楊貴妃”と称される美女で、村重の最大の理解者でもある。
濱正悟が演じるのは、安芸(広島県)の戦国大名・毛利家の当主で、毛利元就の孫・毛利輝元(もうり・てるもと)。西国へ侵攻してきた信長に対抗する。領国の安泰を第一と考えている。
立川談春が演じるのは、武将に仕え、講和の交渉などにあたる「外交僧」の安国寺恵瓊(あんこくじ・えけい)。毛利輝元の使者として、西国へ侵攻してきた織田との間に立ち、暗躍する。
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大河ドラマ『豊臣兄弟!』は、NHK総合にて毎週日曜20時ほか放送。
※新キャストのコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■奥田瑛二
――出演オファーを受けたときの率直な思いをお願いします。
安藤サクラが語りをやるのは知っていたのですが、私に出演依頼が来るとは思いもよらなかった! 妙に気合が入ったのですが、いかんいかん、と平常心を取り戻し、撮影に臨みました。
――実際に現場に入ってみてのご感想を教えてください。
撮影では仲野太賀さんとがっぷり四つであります。若者のパワーを浴びて演じようと心がけました。まさしく撮影中、仲野さんと対峙し、7ページ、9ページというような長いシーンでは緊張感はMAXに達していました。でもその緊張感は、悪いものではなく、現場と俳優部とのコラボレーションによる素敵な素敵な緊張感でした。ぜひぜひじっくりとご覧ください。きっと、安藤サクラも「うん」、と頷(うなづ)くでしょう(笑)。
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■麻生祐未
――出演のオファーを受けたときの率直な思いをお願いします。
とても勢いのある話題作に参加できたことを嬉しく思います。百姓から武士へと成り上がった豊臣兄弟に対し、武家から百姓となる対照的な役どころを、丁寧に演じたいと感じました。
――実際に現場に入ってみてのご感想を教えてください。
奥田さんとは久しぶりの共演でしたが、信頼して楽しくお芝居ができました。仲野さんは今回初めてお会いしたのですが、お父様にお会いしたことがあり、とてもご立派になられていて感慨深かったです。今回は親子の話も出てくるので、不思議な感覚でした。
■田中美央
――出演のオファーを受けたときの率直な思いをお願いします。
今年も大河の舞台に呼んで頂けるとは夢にも思っていなかったので、めちゃくちゃ嬉しかったです。また今回は私の出身地、兵庫所縁(ゆかり)の武将ということもあり喜びはひとしおでした。兵庫県三木市は雄大な自然豊かな土地ですので、幼少時代から家族でアスレチックを楽しみに行っていました。
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――実際に現場に入ってみてのご感想を教えてください。
まず現場に入って驚いたことは私が初めて『おんな城主 直虎』で大河出演をした際にご一緒した、当時まだ中学生だった俳優さんと再会し、彼がすっかり大人になっていた事です。自分もそれだけ歳を重ねたんだなと感慨深いものがありました。でもいつまで経ってもあの頃の自分のままです。緊張で冷や汗が止まりませんでした。撮影中、苦労したのは甲冑(かっちゅう)を着けての撮影です。重さと窮屈さで衝動的な激しい表現が難しかったです。でもやはりフル装備での撮影は気持ちが奮い立ちます。これぞ大河ドラマ!という撮影でした。
■忍成修吾
――出演のオファーを受けたときの率直な思いをお願いします。
『豊臣兄弟!』が始まると知り小一郎が主人公だと聞いた時とても興味を惹かれ、出演を熱望していました。オファーをいただき歓喜した一方で、別所氏については認知はしていたものの史実については疎かったので話をいただいてから調べていきました。
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重棟については、同じく側近である賀相と別の勢力に分かれてどちらについても御家を守れるようにしたという説を知り、その選択は戦国ならではと思いました。大切に育ててきたであろう若き当主を守りたいという気持ちと家門の威信を守るという問題の間に切なさを感じました。そういった心情を表現できたらと考えております。
――実際に現場に入ってみてのご感想を教えてください。
戦国時代が大好きなので、戦国大河も大好きです。現場ではいつもセットや衣装、メイクやかつら、小道具に興奮してしまいます。今回も甲冑を着る機会があったのですが、嬉しさの反面、長時間着続ける大変さもありました。実際の侍たちは戦時にはもっと重いであろう甲冑をずっと着けていたのかと想像するとゾッとしますね。お芝居で本当に良かったです。
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■山谷花純
――出演のオファーを受けたときの率直な思いをお願いします。
昨年、『豊臣兄弟!』のオーディションを受けさせていただきました。結果としてその役は決まらなかったのですが、どうしても諦めきれずいつかご縁があることを信じて1年間お着物を着る役を優先して過ごしてきました。すごく思い入れの強い役です。自分にしか演じられないだしを残せるよう頑張ります。
――実際に現場に入ってみてのご感想を教えてください。
トータス松本さんは、感情に嘘がなく全力で真っ直ぐなお芝居を届けてくださる方でたくさん助けて頂きました。カメラが回ってない場所では、よく笑っていらっしゃる姿が強く記憶に残っています。そんな景色とだしの感情を重ねながら芝居させていただきました。撮影期間中は、「バンザイ〜好きでよかった〜」を聴きながらスタジオに向かっていたのも、良い思い出です。
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■濱正悟
――出演のオファーを受けたときの率直な思いをお願いします。
群雄割拠な戦国に飛び込めることを想像したとき、嬉しい武者震いで滾(たぎ)りました。諸説ありな史実。今作での輝元は、冷静で実直な印象です。『豊臣兄弟!』ならではの毛利輝元を追求し慎重かつ丁寧に演じて参ります。
――実際に現場に入ってみてのご感想を教えてください。
裏切りが多く、いつ何時も命懸けな時代。緊張感を大切に現場に臨みました。言葉の強さ、間、目線など、細かく擦り合わせながら、『豊臣兄弟!』に毛利輝元として軌跡を残せることを非常に有意義で光栄に思います。
■立川談春
――出演のオファーを受けたときの率直な思いをお願いします。
安国寺恵瓊は残された資料が多くありません。まず、その事実に驚きましたが、禅僧にはすべてを言葉や読み物として残す、ということに重きを置かないという考えがあると教わりました。また毛利、徳川にとっても恵瓊を悪役にしておくことで都合のよいことがあったのでしょう。その意味では歴史の闇に葬られた人なのかもしれない、ならばある程度は自由に演じてもいいのかな、と思いながら臨みました。
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――実際に現場に入ってみてのご感想を教えてください。
「外交」がどれほど繊細で重要なものかを日々感じる世界の現状。そんな時代に毛利家の存続だけを願って必死の外交交渉をする恵瓊を演じていると前に立ち塞がる『豊臣兄弟!』は間違いなく手強い2人ですが、不思議なことに恵瓊自身は特に秀吉に奇妙な「友情」のようなものを感じているような気がしてなりません。
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