桜田ひよりと木戸大聖がダブル主演を務める映画『モブ子の恋』より、本予告が解禁。追加キャストとして早瀬憩、唐田えりか、草川拓弥、荒木飛羽、古舘寛治らの出演が発表された。主題歌は、にしな書き下ろし楽曲「クローバー」に決まった。 原作は、2017年より「月刊コミックゼノン」にて連載が開始され、現在はWEB漫画サイト「ゼノン編集部」で連載中の田村茜による同名漫画(ゼノンコミックス/コアミックス)。
20年間、ずっと片隅で“脇役”として過ごしてきた田中信子に芽生えた、初めての恋心。積極的な行動が苦手な彼女だが、勇気を振り絞って一歩ずつ距離を縮めようと努力する。ドキドキの大きさに、主役も脇役も関係ない。ささやかで爽やかな恋物語が描かれる。監督は、映画『チア男子!!』(19)で長編映画デビューし、テレビドラマ『silent』(22)、『海のはじまり』(24)、映画『バジーノイズ』(24)といった数々の話題作を世に送り出した風間太樹。
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彼が最新作のレンズを向けたのは、人生の主役になることを諦め、自らを「背景」と同化させて生きてきた大学生・信子の、震えるほど純粋な恋の輪郭。解禁された本予告は、信子(桜田)がスマホで「モブ(mob)」という言葉を検索するシーンから始まる。
群衆、脇役、主要ではない登場人物。その定義を自らに重ね合わせ、常に誰か別の主人公たちが輝く世界を遠くから眺めて生きてきた。物語の舞台は、どこにでもあるスーパー「トクマル」。彼女の視線の先に、入江(木戸)が現れる。彼がもつ「心くばり」に触れた信子は、次第に入江に惹かれ、自分を縛っていた殻を破ろうともがき始める。
しかし、現実は甘くない。就職活動の面接では「あなたのことを話して」という問いに言葉が詰まり、厳しい現実を突きつけられる。そんな彼女を支えるのは、お節介なほど明るい後輩の安部や、自らも葛藤しながら道を切り拓く先輩の篠崎といった仲間たちだ。
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一方の入江もまた、彼女が世界の隅っこで見せる誰よりも深い優しさに気づき、その存在をまっすぐに見つめていた。お祭りの灯りや、2人で運ぶ荷物の重みといったささやかな日常の積み重ねが、やがて彼女に「一歩」を踏み出す強さを与えていく。誰かに見つけてもらうのを待つだけではない、自分自身の人生を歩み始めた2人に待つものとは―。
主題歌は、にしなの「クローバー」に決定。「初めて映画を観た時に、童謡の虹が流れるシーンが印象に残っていて、そこからアイデアを広げて描いた」本楽曲。
「幾つになっても誰しもの中に存在しつづける『こども』の自分。生きていれば悩みや苦悩を抱く瞬間もありますが、時にその手を引く様に、守る様に、一緒に遊ぶ様に、自分らしくゆっくりでも歩んでいきたい」という思いで製作に臨んだという。
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やさしくも儚い中毒性のある声と、どこか懐かしく心地良いメロディーライン、繊細に紡がれる言葉のセンスが、多くの人々を魅了している彼女が本作のために書き下ろした楽曲が、2人の物語にさらに彩りを与える。
また、追加キャストも解禁され、コメントも到着。
信子の背中を強引ながらも温かく押す後輩・安部を演じたのは早瀬憩。「2人の恋をどうやって応援しよう!とドキドキしながら撮影に入りました。」と、当時の心境を振り返る。
「完成した本作を見たあと、なんて優しい世界なのだろうと胸がじんわりと温かくなりました」と話すのは、先輩アルバイトとして、信子に時に厳しくも愛のある指導をする大学生・篠崎を演じた唐田えりか。
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さらに入江をバイト仲間としても男友達としても支える同僚・金子役に、草川拓弥。「信子の気持ちに深く共感して、信子が自分を信じることができる世界に存在してあげたい」と、信子への純粋な共感が役作りに活きたという。
自信家な性格から信子が少し手を焼く新人アルバイト・大野を演じるのは荒木飛羽。「恋愛を通して、気持ちの変化や勇気をもち始める姿は、多くの方の背中をそっと押してくれる」作品に仕上がったと自信を見せる。
そして、店長・折原役には、古舘寛治。「若さを少し取り戻したように思います。みなさんありがとう!」と話す古舘は、アルバイトたちを父親のような眼差しで優しく包み込む。
映画『モブ子の恋』は、6月5日より全国公開。
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追加キャスト、主題歌アーティストのコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■早瀬憩/安部陽菜役
あべちゃんこと安部陽菜役の早瀬憩です。
今作では、以前よりご一緒したかった監督やキャストの皆さんと作品作りをすることができ、とても充実した毎日でした。何より漫画が原作ということで、『モブ子の恋』の世界に入れるワクワク感と、二人の恋をどうやって応援しよう!とドキドキしながら撮影に入りました。あべちゃんは、天真爛漫で、とってもチャーミングな女の子です。二人とどんな風に関わっていくのか…ぜひ注目してみてください。劇場に来ていただいた皆さんと、二人の恋を一緒に見守れたら嬉しいです!
■唐田えりか/篠崎幸役
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完成した本作を見たあと、なんて優しい世界なのだろうと胸がじんわりと温かくなりました。誰しもが持ち合わせている“優しさ”を発動させるには、他者を自分事のように想像することなんじゃないか。そしてそれが思いやりというものなのではないかと、本作を見て私は感じました。是非この優しさに触れて見てほしいです。久々の風間組。相変わらず最高でした!!!
■草川拓弥/金子優也役
金子くんを演じさせていただきます。風間監督とは約6年前にドラマで出会いました。とにかく役者に寄り添い、共に向き合ってくださる演出に没頭できる時間がたまらなく好きだったので、今回声をかけていただき本当に嬉しかったです。人との関わりから起こる、考え過ぎて何も出来なくなってしまう信子の気持ちに深く共感して、信子が自分を信じることができる世界に存在してあげたいと強く思いました。作品の中に出てくる心配りという言葉に出会い、感銘し、それ以降自分自身の中でも大切にしていきたいと、きっかけにもなりました。そんな心温まるキャラクターたちみんなを見守ってあげてください。
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■荒木飛羽/大野陽役
自分に自信が持てなかったり、些細な一歩かもしれないんですが、その一歩がなかなか踏み出せないことってあると思います。そんな想いを繊細に丁寧に描いているこの作品では、スーパーのアルバイトで出会った仲間たちとの関わりや、恋愛を通して、気持ちの変化や勇気をもち始める姿は、多くの方の背中をそっと押してくれると思います。風間監督の作品に携わらせていただきとても嬉しかったですし、素敵なキャストの皆さんやスタッフの皆さんとの時間もかけがえのないものでした。楽しみに待っていていただけたら嬉しいです。
■古舘寛治/折原智則役
みんな若い子ばかりの中に一人いい歳したおじさんとして参加させていただきました。若さを少し取り戻したように思います。みなさんありがとう! 観る人によって感じることが違う作品なんだろうと思います。お客さんの感想を聞きたいです。
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■主題歌アーティスト・にしな
今回主題歌「クローバー」を担当させていただきました にしな です。
このお話しをいただいて初めて映画を観た時に、童謡の虹が流れるシーンが印象に残っていて、そこからアイデアを広げて描いた楽曲です。
幾つになっても誰しもの中に存在しつづける「こども」の自分。きっと彼らはいつまでも私たちの心の味方です。生きていれば悩みや苦悩を抱く瞬間もありますが、時にその手を引く様に、守る様に、一緒に遊ぶ様に、自分らしくゆっくりでも歩んでいきたい_そんな気持ちでこの曲を書きました。
そして、今回ご一緒したこどもの城児童合唱団は世代や性別、国籍や障がいの有無を超えた合唱団です。のびのびとそれぞれの歌声を聴かせてくれた皆様に感謝と尊敬の気持ちでいっぱいです。ここだけの話、レコーディング中、みんなの歌声が素晴らしすぎてこっそり涙しました。
ぜひ映画と共に楽曲も楽しんでいただけると幸いです。モブ子と私たちのこれからの日々に幸多くあることを願っています。
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