佐藤二朗と橋本愛が夫婦の名バディ刑事を演じるドラマ『夫婦別姓刑事(ふうふべっせいでか)』(フジテレビ系/毎週火曜21時)が、4月14日より放送されることが決定した。佐藤は民放ゴールデン・プライム帯の連続ドラマ初主演、橋本はフジテレビ系連続ドラマ初主演となる。 本作は、コミカルな刑事ドラマの装いの裏に、緻密な謎と登場人物の感情が絡み合う、コメディーと考察要素が交錯するミステリードラマ。舞台は東京・中野区にある沼袋警察署。通行人同士のけんかやご近所トラブルから、窃盗・詐欺事件まで、大小さまざまな事件を扱う地域密着型の警察署だ。
その刑事課に所属するのが、名バディ刑事・四方田誠(よもだ・まこと/佐藤)と鈴木明日香(すずき・あすか/橋本)。抜群のコンビネーションで事件を解決していく2人だが、実は誰にも言えない秘密を抱えている。それは、2人が“夫婦”であること。
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警察には「夫婦は同じ部署に配属してはならない」という暗黙のルールが存在し、それが明るみに出れば、どちらかが異動。すなわち刑事課を追われることになる。刑事であり続けるため、2人が出した結論はただ一つ。“夫婦であることを隠す”こと。
夫婦であることを隠し、別姓のままバディを組む刑事――「夫婦別姓刑事」。職場ではあくまでも“単なる同僚刑事”として振る舞う2人だったのだが――。
物語の前半では、夫婦であることを必死に隠しながらバディ刑事として事件解決に奔走する主人公・四方田誠(佐藤)と、鈴木明日香(橋本)、そして沼袋署員の日常をコミカルな会話劇で繰り広げながら、娘との“家族”としての成長も描いていく。しかしその裏では、ある連続殺人事件が進行していた。
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物語が進むにつれ、その事件は次第に2人の過去や家族をも巻き込む予測不能な展開へと変貌していき、衝撃の結末へと向かう考察型ミステリーの幕が上がる。コメディーと本格ミステリー、2つの顔をあわせ持つ新たな刑事ドラマの誕生に注目だ。
沼袋署刑事課強行犯係の係長・四方田誠。交番勤務を経て刑事となったたたき上げ。非常に几帳面な性格で、署内の整理整頓に余念がない。家ではその細かさが裏目に出ることも――。明日香と結婚したが、同僚に気付かれないよう私生活をひた隠しにしている。
5年前に起きたある事件の真相を追い、執念の捜査を続けるという人間味あふれるキャラクターを演じるのは、コメディーからシリアスまで自在に演じ分け、圧倒的な存在感を放つ佐藤二朗。独特の語り口で映画・ドラマ・舞台と幅広く活躍し、数多くの作品に欠かせない存在として高い評価を受けている。
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沼袋署刑事課・強行犯係の主任・鈴木明日香。児童養護施設で育った背景を持ち、アルバイトで生計を立てながら警察官になるという夢をかなえた努力家だ。正義感が強く、曲がったことが大嫌いな性格の持ち主。練馬署勤務時代にある事件をきっかけに誠と出会い、その後、沼袋署に転勤。誠とバディを組む中で次第にお互いの必要性が強まり、結婚を決意。公私ともに誠のパートナーとなる。
明日香を演じるのは橋本愛。確かな演技力と透明感で、映画・ドラマを中心に幅広く活躍する。繊細な感情表現から芯の強さを感じさせる役柄まで自在に演じ分け、世代を代表する実力派女優として高い評価を受けている。
本作の企画・原案は、作詞家・プロデューサーとして日本のエンターテインメント界を牽引(けんいん)してきた秋元康が担当。脚本を務めるのは、自らが主宰する劇団「東京マハロ」の上演もコンスタントに行いながら、多彩なジャンルのドラマ・映画脚本を手がける矢島弘一。
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そして演出は、『コンフィデンスマンJP』シリーズや、映画『ブラック・ショーマン』などで知られる田中亮が担当。さらに、『やまとなでしこ』や『波うららかに、めおと日和』など数々のヒット作を世に送り出してきた平野眞と、『古畑任三郎』シリーズや『マルモのおきて』などで知られる名匠・河野圭太ら豪華演出陣も加わる。
去る先日の衆議院選挙でも争点の一つになった「選択的夫婦別氏制度」。本作のタイトルとの相関についてプロデューサーの小原は、「いわゆる選択的夫婦別姓制度自体と本作はリンクしているわけではありません。また制度自体に賛成反対の立場を示す内容でもありません。あくまでも、“夫婦ながら以前のままの別姓同士で業務にあたっている刑事”の略称です。ただ、このドラマがきっかけで制度やそれにまつわる様々な意見を知ってもらうことは有意義だと思います」と説明する。
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また、本作では、劇中の日常会話や事件、小道具など随所に“今”を反映させているという。ドラマのストーリーを楽しみながら、今まさに動いている時代を感じてみるのも一興だ。
ドラマ『夫婦別姓刑事』は、フジテレビ系にて4月14日より毎週火曜21時放送。
※佐藤二朗、橋本愛ほかのコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■佐藤二朗
僕は30代40代の頃、本当に沢山の連ドラに出た。僕が出始めた頃は、すでに“トレンディドラマブーム”は過ぎ、“ドラマを作れば高視聴率”という時代も終わっていた。それでもスタッフ、キャストたちは、限られた制約の中で、少しでも良い作品にするため、必死だった。次から次へ産み出し、消費されゆく宿命を持つ中にあって、テレビマンたちは、昔も今も、もがき、苦しみ、試行錯誤を繰り返している。そんなテレビマンたちと沢山の仕事をしてきたこと、沢山の連ドラに出演してきたことは、僕の誇りだ。
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今回は主演という立場だが、特に気負いはない。嘘。少しある。だけど僕は今まで沢山の主演を支えてきた。なるべく、なるべくいい芝居をして、いい作品を皆様に届ける。それがあの頃のテレビマンたちへの恩返しで、今も変わらずもがき、苦しみ、試行錯誤を繰り返しているであろうテレビマンたちと一緒に僕ができる、唯一のことだ。
■橋本愛
今回、コメディーの仮面を被ったミステリー、ということで、これまで真正面から挑戦したことのない作品に参加させていただきます。
軽やかに、それでいて心地いい作品の空気感を作ることができるのか。考察を楽しんでいただけるように、精度の高いミステリーをお届けできるのか。初めましての佐藤二朗さんとの、夫婦としての関係性を面白がってもらいながら、いかに愛着を持ってもらえるか。どんな困難や複雑な問題が生じても、誠実に、真摯に向き合っていきます。
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ひとつひとつの新たな挑戦と、これから素敵な皆さまとものづくりをともにすることを、心から楽しみにしています。
■企画・原案・秋元康
“夫婦別姓”というニュースが話題になった頃、別姓の2人が、実は夫婦であることを隠して、同じ職場で働いていたら、色々、不都合があるんだろうなあ。しかも、その職場が警察署の刑事課だったら? 家庭で食事をしながら、殺人事件のことを話すんだろうか? そんな妄想を膨らませて企画しました。主演が佐藤二朗さん、橋本愛さん、脚本が矢島弘一さん、そして、演出を田中亮さんが担当するわけですから、面白くないわけがありません。ぜひ、リアルタイムでご覧ください。
■プロデューサー・小原一隆(フジテレビ第1スタジオ)
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秋元さんからこの企画の骨子を初めて聞いた時に、めちゃめちゃ面白そう!と興奮したのを覚えています。そしてそれを、佐藤二朗さんと橋本愛さんという実力派のおふたりがやっていただけることになって面白くなることを確信し、さらに、今はまだ言えませんが二朗さんと橋本さんの周りを固めるキャスト陣も見えてきたところで、何にかは分かりませんが“勝った!”と思いました(笑)。
秋元さんのアイデアを、コメディー部分、サスペンス・考察部分の両方を膨らませてオリジナルの脚本に落とし込んでいただいている矢島さんとの本打ちもめちゃめちゃ楽しいですし、いつか一緒に作品を作ってみたいと思っていた田中監督との演出プランなどの会話も、面白くなること以外は想像できず、まだリハーサルすらしていませんが、すでに出来上がりが楽しみです。
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