いよいよスタートを切る10月期ドラマの数々。今回クランクイン!編集部では、2025年10月〜12月にかけて放送される「秋ドラマ」の期待度アンケートを実施。50作近くが放送される地上波連ドラの中から、一際注目を集めているドラマをランキング形式で第10位から発表する。 今回の結果は、クランクイン!が2025年9月25日~29日の5日間、10月スタートの秋ドラマの数々から、読者が期待している作品についてアンケートを実施し、集計したもの。投票は1人につき3票まで。1493名から回答があった。
■第10位 『新東京水上警察』(得票数45票)
第10位は、佐藤隆太が主演する10月7日スタートのドラマ『新東京水上警察』(フジテレビ系/毎週火曜21時)だった。
本作は、日本の連ドラ史上初の「水上警察」を題材にし、佐藤演じる刑事・碇拓真をリーダーとする水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、マリン×クライムエンターテインメント。佐藤の水上警察署での刑事バディ役で加藤シゲアキ(NEWS)、船を操縦する海技職員役で山下美月が共演する。
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■第9位 『25時、赤坂で Season2』(得票数52票)
第9位には、駒木根葵汰と新原泰佑がダブル主演する『25時、赤坂で Season2』(テレビ東京系/毎週水曜25時)がランクイン。
本作は、累計165万部超えの夏野寛子による同名作を原作とした、能界を舞台にしたラブストーリー。美しい容姿と実力を兼ね備えた人気モデルで俳優の羽山麻水(駒木根)と、オーディションを勝ち抜き羽山の相手役に大抜てきされた新人俳優・白崎由岐(新原)が美しくも切ない恋に落ちていく様子を抒情的に描き、昨年7月期に放送された『25時、赤坂で』の続編だ。前作でダブル主演を務めたキャストも続投し、両片思いの末にようやく結ばれた2人の恋のその先を描いていく。
■第8位 『緊急取調室』(得票数65票)
第8位は、天海祐希が主演する10月16日スタートのドラマ『緊急取調室』第5シーズン(テレビ朝日系/毎週木曜21時)だった。
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天海演じる叩き上げの取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室で取調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げる『緊急取調室』(脚本:井上由美子)。12年の歴史を誇る本シリーズが、ついに完結を迎える。連続ドラマ第5シーズンでは、有希子ら鉄壁の取調べチーム=“キントリ”が、久々にして待望の再結成。12月26日公開のシリーズ完結編『劇場版 緊急取調室 THE FINAL』とも連動するエピソードを交えながら、シリーズ史上最強の被疑者たちに挑む。
■第7位 『ちょっとだけエスパー』(得票数83票)
第7位には、大泉洋が主演を務め、野木亜紀子が脚本を手がける10月21日放送スタートのドラマ『ちょっとだけエスパー』(テレビ朝日系/毎週火曜21時)が入った。
本作は、野木亜紀子脚本で贈るジャパニーズ・ヒーロードラマ。主人公・文太に大泉洋、文太の謎多き妻・四季に宮崎あおい(「崎」は「たつさき」が正式表記)、文太のエスパー仲間・桜介にディーン・フジオカ、文太らに接近する謎の大学生・市松に北村匠海と、錚々たる顔ぶれが共演する。
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■第6位 『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』(得票数95票)
第6位には、三谷幸喜が脚本を務め、菅田将暉が主演する10月1日スタートのドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』(フジテレビ系/毎週水曜22時)がランクイン。
三谷が25年ぶりにゴールデン・プライム帯の民放連続ドラマの脚本を手がける本作は、1984年の渋谷を舞台にした青春群像劇で、三谷の半自伝的要素を含んだ完全オリジナルストーリーだ。菅田演じる主人公の劇団演出家・久部三成のほか、二階堂ふみ演じるミステリアスなダンサー・倖田リカ、神木隆之介演じる新人の放送作家・蓬莱省吾、浜辺美波演じる神社の巫女・江藤樹里が登場する。
【5~4位】草なぎ剛がシングルファザー演じるヒューマンドラマ/Snow Man岩本主演作待望のシーズン2!
■第5位 『終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-』(得票数98票)
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第5位は、草なぎ剛が主演を務める10月13日スタートのドラマ『終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-』(カンテレ・フジテレビ系/毎週月曜22時)だった。
本作は、妻を亡くし、幼い息子を男手一つで育てるシングルファーザーで、遺品整理人の鳥飼樹(草なぎ)が、遺品整理会社の仲間たちと共に、ときに孤独死した方の特殊清掃や遺品整理から、依頼主と直接向き合う生前整理まで、さまざまな事情を抱えた家族に寄り添っていくヒューマンドラマ。遺品に込められた故人の最期のメッセージを解き明かす人間ドラマのほか、せつない大人の恋も描かれるオリジナルストーリーとなっている。
これまでカンテレ制作の『いいひと。』『僕の生きる道』『罠の戦争』など数々の名作ドラマに主演し、今作で連ドラは9作目となる草なぎ。回答者からはそんな草なぎ×カンテレの安心感へ期待を寄せる声が多く集まったほか、昨年宝塚歌劇団を退団した月組トップで、4月期の『キャスター』(TBS系)で連ドラ初出演を飾った月城かなとがキャスティングされていることへの注目度の高さも伺えた。
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■第4位 『恋する警護24時 season2』(得票数188票)
第4位は、Snow Man・岩本照が主演する10月17日スタートのドラマ『恋する警護24時 season2』(テレビ朝日系/毎週金曜23時15分)だった。
2024年1月期に誕生した『恋する警護24時』は、事件を追う考察あり、迫力のアクションあり、そしてヒロインの弁護士・岸村里夏(白石麻衣)とのひと筋縄ではいかない恋ありの考察系アクション・ラブコメディー。season2では、恋も事件も放送時間もスケールアップするという。
回答者からは「シーズン1にハマったので、楽しみにしています」「前回見ていてコミカルでとても面白かったので楽しみです」「シーズン1も見ていましたが、コメディ要素もあり楽しく見られます」と、前作に続き期待する声のほか、出演するなにわ男子・藤原丈一郎のファンからの投稿も多く寄せられていた。
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【3~2位】葵わかな×神尾楓珠の切ないラブストーリー/北村有起哉主演のホームコメディ
■第3位 『すべての恋が終わるとしても』(得票数198票)
第3位は、葵わかなと神尾楓珠がダブル主演する10月12日スタートのドラマ『すべての恋が終わるとしても』(ABCテレビ・テレビ朝日系/毎週日曜22時15分)だった。
本作は、“忘れられない恋”をテーマにした切ないラブストーリー。高校の卒業式に付き合いはじめた同級生の男女を主人公に、彼らを取り巻く人物たちも含めた8人の男女が織り成す、リアルでちょっぴりほろ苦い恋愛模様を描く。
こちらも、『恋する警護24時 season2』同様に藤原丈一郎がキャスティングされており、藤原ファンからの投票が多く寄せられている。
■第2位 『小さい頃は、神様がいて』(得票数251票)
第2位は、北村有起哉が主演を務め、仲間由紀恵が共演する10月9日スタートのドラマ『小さい頃は、神様がいて』(フジテレビ系/毎週木曜22時)だった。
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脚本家・岡田惠和の完全オリジナル脚本となる本作は、2人の子を持つ小倉渉(北村)と、その妻・あん(仲間)を中心に、登場人物たちの人生模様をユーモラスかつ温かく描き出すホームコメディー。
回答者からは「脚本家のファンなので、とても楽しみにしています」「好きな脚本家のオリジナル作品だから」といった、『南くんの恋人』(テレビ朝日系)、『ビーチボーイズ』、『最後から二番目の恋』など時代を超えて数々の名ドラマを生み出してきた岡田の脚本に期待する声のほか、「小さい頃は神様がいてはユーミンの曲を思い出さずにはいられず…つい気になってしまいます」といった声、主人公・渉の息子役としてキャスティングされているWEST.の小瀧望ファンの声も寄せられている。
【1位】及川光博が50歳のゲイを演じる完全オリジナルストーリー
■第1位 『ぼくたちん家』(得票数609票)
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第1位に輝いたのは、及川光博が主演する10月12日スタートのドラマ『ぼくたちん家(ち)』(日本テレビ系/毎週日曜22時30分)だった。
本作は、現代にさまざまな偏見の中で生きる「社会のすみっこ」にいる人々が、愛と自由と居場所を求めて、明るくたくましく生き抜く姿を描く完全オリジナルストーリー。『弱くても勝てます』、『だが、情熱はある』(ともに日本テレビ系)などを手掛けてきた河野英裕がプロデュースし、脚本は、日テレシナリオライターコンテストで2023年度審査員特別賞を受賞した松本優紀が手掛ける。
及川が演じるのは、恋のために家を買おうとする50歳の心優しきゲイ・波多野玄一。不器用で、やたら情に厚い玄一は、ある日、人生も恋も冷めきったクールなゲイの青年に偶然出会い、恋をする。これをきっかけに、玄一の人生が動き出していく。
そんな玄一の恋人、中学教師の作田索を演じるのは手越祐也だ。これまでも俳優として、『ヤマトナデシコ七変化』(TBS系)や『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』(日本テレビ系)、『デカワンコ』(同系)などの話題作で活躍。そんな彼が、7年ぶりのドラマ出演となる今作で演じる索は、人生も恋も冷めきったようなクールなゲイだ。そんな彼が、ある日偶然出会った玄一によって、翻弄されていくことに。
数々のドラマに出演しながらも、なんと主演ドラマは21年ぶり、さらにGP帯初主演という及川光博。回答者からは「名バイプレイヤーのイメージが強い及川光博さんが主演というのも楽しみ」といった声が寄せられたほか、7年ぶりのドラマ出演となる手越とどういったカップルを演じていくのか、への注目の声も多数寄せられていた。
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