「ストリートファイター」実写映画に、春麗＆悪役ベガ役が決定

　人気ゲーム「ストリートファイター」の新たな実写映画で、春麗（チュンリー）と悪役ベガ（海外名M・バイソン）に、カリーナ・リャンとデヴィッド・ダストマルチャンが起用されたことがわかった。　本作は、カプコンによる対戦型格闘ゲームを『マインクラフト／ザ・ムービー』（2025）や『ゴジラ×コング 新たなる帝国』（2024）、『デューン 砂の惑星』シリーズなどを手掛けてきたレジェンダリー・ピクチャーズが新たに実写映画化するもの。
　春麗（チュンリー）は、対戦型格闘ゲーム初の女性プレイヤーとして知られるキャラクター。抜擢されたカリーナは、2022年のドラマシリーズ『Tell Me Everything（原題）』でデビューし、スティーヴン・ソダーバーグ監督のホラー映画『プレゼンス 存在』（2025）に出演するほか、タイのヒット映画をJ・C・リー監督がリメイクした『BAD GENIUS／バッド・ジーニアス』（2025）で主演を務めた。

　一方ベガは、『ストII』に最終ボスとして登場。サイコパワーと呼ばれる悪のオーラを操る。ダストマルチャンは、クリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト』でジョーカーの信奉者役を演じて映画デビュー。『アントマン』シリーズや『ザ・スーサイド・スクワッド　“極”悪党、集結』、『DUNE／デューン 砂の惑星』などに出演し、昨年は主演映画『悪魔と夜ふかし』で注目を集めた。2026年にNetflixで配信予定の実写版『ONE PIECE』のシーズン2でMr.3役に抜擢されるなど、話題作への出演が続いている。
　実写版「ストリートファイター」について、ストーリーなど詳しいことは分かっていないが、主人公リュウ役を『ブレット・トレイン』のアンドリュー・小路、ケン役を『ブラックアダム』のノア・センティネオが演じ、ほかにジェイソン・モモアやローマン・レインズ、オーヴィル・ペックらが出演する予定。『バッド・トリップ ～どっきり横断の旅～』で知られるキタオ・サクライが監督を務める。