『スーパーマン』vs巨大KAIJU！　特撮好きのジェームズ・ガン監督が描くスーパーアクション映像解禁

　ジェームズ・ガン監督による映画『スーパーマン』より、超巨大KAIJU（カイジュウ）とスーパーマンのド派手な交戦を描くスーパーアクション映像が解禁された。　本作は、ジェームズ・ガン監督が手掛けたDCユニバースの新たな幕開けとなるアクションエンターテインメント。アメコミ史上最も歴史のあるヒーロー、アメコミヒーローの原点として、これまで世界中で愛され続けてきたスーパーマンの完全新作映画だ。
　この度、特撮好きのガン監督が描くスーパーアクション映像が解禁。

　映像は犬を踏みつぶしそうな勢いで降りかかる巨大な足を、弾丸よりも速く飛べる超スピードと異次元の腕力で食い止めるスーパーマンの姿からスタート。その巨大な足の正体は、日本人にはおなじみの巨大生物…KAIJU（カイジュウ）!?
　メトロポリス市民が恐怖で逃げ惑う中、カイジュウは凶暴さを増しながら大暴れ。両手がふさがったまま驚異の肺活量で犬を吹き飛ばし間一髪で助けるも、地面に踏みつぶされてしまうスーパーマン。少女が心配そうな目で見守る中、すぐさま地面の中を移動し、赤いマントをなびかせながら空へと飛び立ち、鋼鉄の強烈なパンチをカイジュウに食らわせる。高速で空を飛び回るスーパーマンとカイジュウが激戦を繰り広げる、ド迫力のアクションシーンとなっている。

　さらに本映像内の音楽にも注目。KAIJUの登場時には、どことなく「ゴジラ」シリーズを彷彿とさせる、不穏さと迫力を兼ね備えた重厚なオーケストラ風の音が使われている。また、誰もが一度は聞いたことがある1978年の1作目の“あの”テーマソングのアレンジバージョンも。本作の予告映像でもたびたび使われてきたこの音楽に、興奮し感極まるファンの声がSNSでも多数寄せられている。
　ガン監督は、日本の「ウルトラマン」シリーズや「仮面ライダー」シリーズなどを愛する大の特撮好きで、本作のカイジュウにもついても「特撮から影響を受けている」と公言。まさに監督の日本愛にあふれた敵キャラクターとなっている。

　そんなガン監督は先日、自身の公式Xにて「Ultraman（ウルトラマン）」という言葉と共に一枚の写真をアップし、ネット上で大きな話題に。この劇中に登場する「Ultraman（ウルトラマン）」は、実はDCコミックスにも同名のキャラクターがスーパーマンと瓜二つの見た目の悪役として1964年に初登場しており、本作の予告でも不気味な黒スーツを身にまとった姿でたびたび登場している。
　「Ultraman」は本作でどのような存在で、どんな風に物語に関わるのか。「KAIJU」に「Ultraman」と、「スーパーマン」以外にも日本人なら一度はその名前を聞いたことのあるキャラクターたちが登場する本作。彼らがスクリーンで躍動する姿も楽しみに待ちたい。
　映画『スーパーマン』は、7月11日より日米同時公開。